だるまの由来



中国禅宗の始祖・菩提達磨は、その生まれを南インド香至国王第三子とも
西方ベルチアの人ともいわれ、今も謎につつまれた人物です。
520年頃に中国に渡り、嵩山の少林寺での厳しい修行は有名で、
九年もの歳月を壁に向かって座し、
悟りを開いたという「面壁九年」の故事が伝えられています。


大乗安心の法を説き、人々に生きる喜びと力を与えた菩提達磨は、
150才あまりの長い生涯の終わりを日本で迎えたともいわれています。


「転んでも転んでも心配することはありません。
その度に起き上がり、また、一から始めなさい。
今度はきっとうまくいくでしょう」

これが「達磨の心」です。